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「役員や社長のスピーチが無駄に長いのは経営者の独裁体制が成立しています」

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ブラック企業に関するツイート

Twitterブラック企業に関するツイートを眺めていたら

役員や社長のスピーチが無駄に長いのは経営者の独裁体制が成立しています。

 どうでもいい思い出話とかプロフィールとかが出てきたらもう真っ黒です。

というツイートが出てきて、私の前の会社がまさにそうだったなぁと思い出されます。

とにかく喋りたい人

前の会社の社長とにかく喋りたい人でした。

まず毎日朝礼がありますが、そこで3〜5分くらい社長の談話があります。

よくもまぁ毎日喋るネタがあるなぁと感心したくらいでした。

朝礼といったら普通は連絡事項くらいで済ませたいのですが、仕事には直結しない話を毎日長々と聞かされ、私はそれが苦痛でした。

「朝礼は週に1回にする?」

という議論になった事もありますが、結局毎日実施される事になりました。

 

月に1回の定例会は毎回2時間を予定していて、いつも最後の余り時間が社長の談話になります。

例えば定例会の発表項目が少なくて、残り40分余ったら40分喋りますし、

逆に余り時間が10分しかない場合は、10分におさめる事が出来ずに20分くらい喋ります。

持ち時間というルールを守らない事は多々ありました。

会社の代表ですから、部下やクライアントをその話術で口説き落とす事は得意でしょうし、それが出来なければ代表は務まりません。

それは分かっているのですが、「とにかく喋りたい人」なんだなぁという印象でした。

 

話の内容

朝礼や月の定例会での社長の談話は

「この間、◯◯って会社の社長に会ってきたんだけど、△△△△って言ってて、俺もそう思うんだよねぇ」

という内容が多かったと記憶しています。私はそれを聞いていて

・内容のない話だ

・自分の人脈の自慢か?

・言いなりか?自分の意見はないのか?

・「△△△△って言ってたんだけど、でも俺は■■■■だと思う」くらい言えないのか

と思っていました。

もちろん聞き応えのある談話もたくさんあったのですが、私としては退屈な話の方が多かったです。

増える信者

私にとっては社長の談話は退屈だったのですが、逆にこういった話が好きな社員はたくさんいました。

目をキラキラさせながら聞いているその姿勢は

「この人に付いていこう」

「この人のようになりたい」

という心酔ぶりでした。

もともと新卒たちの多くは、

「会社説明会での社長の熱意に胸を打たれた」

と言って入ってきているのですが、しかしそれもあって私は

「この会社は宗教みたいで気持ち悪い」

と早々に思うようになったのです。

社長の熱量や人柄に憧れて入社する事は別にいいでしょうが、

しかしその人のもとで働いたからといって、自分も同じようになれるとは限りません。

なぜなら社長は自分の座を脅かされない人を採用するのですから。

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