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なぜだ!?弱小企業が新人を5人も採用

なぜだ!?弱小企業が新人を5人も採用
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小さな会社なのに一気に5人も採用

毎度の事ですが、ウチの会社のお金の使い方は本当に大丈夫なのか心配になってきました。

10月に入って5人もの新人営業を入社させました。

半年前にはコロナウイルスと緊急事態宣言の影響で業績が低迷し、

「現金が無くなったら倒産でゲームオーバーだ」

と言っていたのに、いつの間にそれだけの人数の給料を払えるほどに業績が回復したのだろうかと。

5人を食べさせていくためには

例えば今回採用した5人の年収クラスを400万円だと仮定すると、月給が30万円と少し。

そうすると会社にかかる経費はこれのおおよそ2倍くらいだとすると、1人あたり70万円。

つまり5人の給料を払うためには、今までより350万円の利益を上げないといけないという事です。

350万円必要なのは売上ではなく利益ですから、350万円受注が増えればいいという事ではありません。

売上から全ての経費を差し引いたものが利益です。

例えば利益率35%のビジネスをしている場合、350万円を稼ぐためには1000万円を売上なければいけないという事です。

5人の新人を食べさせていくために、毎月今よりも1000万円以上売上げろという事です。

なかなかの無茶振りですよね。

何事もスモールスタートが大事

またこれまでに書いてきたように、

1000人クラスの会社で5人を教育するのはそれほど苦ではないですが、

20人規模の会社で5人を教育するのはとても大変です。

いつまでに何人採用するという目標数値設定は危険です、苦労するのは既存社員ですから。

何事もスモールスタートという、小さく初めて成功したらさらに大きくするというという手法が大事です。

大きく初めて失敗して取り返しがつかない事になったのを私は前の会社で見てきました。

事業に失敗し、またしても半年前のように

「入社してもらって早々悪いけど、お金がなくなって倒産の危機だ」

なんて言わないでもらいたいものです。

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