会社潰れると思った瞬間
の続きになります。
前の会社で私が
「あ、この会社終わったな」
と一瞬で悟った出来事を振り返っていきたいと思います。
「悪い事」を「悪い」と思ってない
月1回のペースで開かれる、
全社員ミーティングの場で、
入社1年目の子が
「みなさんタイムカード正しくつけてないですよね」
と笑顔で発表した事がありました。
私はこの時に会社が潰れるストーリーが一瞬で頭を駆け巡りました。
聞かれてはいけない事を平気で外部で喋ってしまう。
↓
本当に聞かれてはいけない人に聞かれてしまう
↓
会社への立ち入り捜査が入る
↓
今までの悪い事が全部バレる
↓
ネットの時代、その事実はすぐに拡散される
洗脳されていると防御本能が働かない
普通、それが「悪い事」だと認識したうえで、あえてそれをやる場合は
・バレないようにしよう
・証拠を残さないようにしよう
と、最新の注意を払うものです。
しかし洗脳されていると
「会社のためにタダ働きする事は正義だ」
という思想の方が勝ってしまい、
本来それが「悪い事」だと思わなくなるのです。
もともと新卒組の洗脳のされ方が気持ち悪いと感じていた私は、
この瞬間「いつか会社潰れる」という確信に至りました。
しかも入社して半年くらいしかたってないのに、この洗脳の深さは異常だと恐怖しました。
だからベンチャーなのに、即戦力だけでなく新卒採用している企業はヤバイと思ったのです。