的を得た切り返し
これは今の会社で時々ある出来事です。
要件に対して、自分なりに考えて設計して作ったものが、ミスしていたり、間違っていたりして上司に怒られる事があります。
しかし注意点や過去のよく似た事例などの説明もなく、ほぼ丸投げで上司から渡されて「考えて作れ」と言われたところで、それを「絶対に間違うな」というのは無理のある話です。
正解が1つしかないのであれば、その正解に近づけるための努力をお互いにしなければなりません。
それなのに「悪いのはお前だ」と責任を一方的に押し付けるのは間違いです。
そんな時は
「じゃあ、今まではどうしてたんですか?」
と聞きます。
それで情報が共有されればいいですが、
「ちょっと確認するわ」
と返される時もあります。
お前も知らんのかい!
このように切り返しが成功した時は、それでニヤニヤするのです。
少し冷静になって
「上司の言う事が絶対」
という既成概念を取り払い、
「上司が言ってる事は本当に正しいのか?」
と疑問を持つ事は大事です。
自分が悪者にされた事を素直に受け止めてしまうと、その後の社内の人間関係に悪い影響を与えかねません。
「悪いのは自分だけじゃない、環境がそうさせたんだ」と自分の立場を守る事も時として必要です。
「それは言い訳だ」と言われるかもしれません。
それでも自分を守るという事は、会社に潰されないための大事な行為です。