転職活動で痛い目にあった話
前々回、エンジニアの派遣会社「フォーラムエンジニアリング」について少し書きましたが、
私が転職活動で痛い目にあったのも確かフォーラムエンジニアリングだった気がするので、記憶から消えてしまわないうちに書き残しておこうと思います。
記憶違いだったらフォーラムエンジニアリングの人、ごめんなさい。
私は今で5社目、4度の転職活動を経験しましたが、今回は1度目の事を思い出して書きます。
十数年前、当時23歳だった私は右も左も分からないまま人生で始めての転職活動をしました。
複数の転職サイトと転職エージェントを利用して、フォーラムエンジニアリングもそのエージェントの1つだった気がします。
複数社の書類審査や面接に進むも、なかなか採用されずに2ヶ月くらいが経過した頃にそのエージェントから電話が来ました。
「採用決まりました、おめでとうございます!」
ただ、ここで不思議だったのは面接もしていない企業から採用されたという事です。
不思議に思いつつも、やっと採用されたという安堵から
「わかりました、よろしくお願いします」
と返事をして、採用してもらう企業の情報を簡単に聞いて、その連絡は終わりました。
そして他社で進行中の書類審査や面接の予定をすべてキャンセルしたのです。
しかし翌日になって
「やっぱり不採用になりました、ごめんなさい」
というだけの電話が来て私は唖然としました、他社の予定をすべて取り消してしまったのに!
これが初めての転職活動の苦い思い出です。
自分の身は自分で守りましょう
今思えば、その証拠をちゃんと残しておけば、エージェントを訴える事も出来たのかもしれません。
しかし転職活動が初めてで何もかもが分からない事だらけだった事や、
その時の経緯がネットや書面ではなく電話連絡だけだったので証拠を残しにくいという事もあり、私はその状況を泣き寝入りするしかありませんでした。
仲介業は制約させる数が勝負の世界です、親切で仕事をしているわけではありません、あくまで自身のビジネスのためです。
だから転職者は仲介者の売り上げのために利用される立場だという事を忘れてはいけません。
あれから十数年が経ち、今はインターネットやスマートフォンアプリが進化し、自分を守るツールを手に入れやすい環境が整っています。
少しでもおかしいと思ったら、証拠を残すなどで身を守り、ただただ利用されるだけの存在にならないように注意して活動してください。