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金銭の盗難事故があっても、残業しやすい環境を維持し続ける事の方が大事なのか

金銭の盗難事故があっても、残業しやすい環境を維持し続ける事の方が大事なのか
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置き菓子

私は今で5社目ですが、前の4社目の時にオフィス内に置き菓子がありました。

置き菓子とは、会社にお菓子などを常備しておいて、お菓子を持っていった分だけ設置された集金箱などにお金を払うシステムで、

オフィスグリコなどの業者がお菓子の補充に来ると同時に集金していくという定期サービスです。

レジで会計してくれるわけでもないので、お釣りが発生しないようにすべてのお菓子が100円均一になっている事が多いです。(50円、200円のお菓子がある事もあります)

置き菓子は休憩中に社員同士でコミュニケーションを取るきっかけにもなり、また災害時には食料の備蓄としての役割も果たすため、利用する企業は多いです。オフィス街でお菓子の補充をするためのカートを引いている業者をよく見かけます。

わざわざコンビニ等に外出しなくていいというのが最大のメリットで素晴らしいサービスなのですが、ただ私は

・置き菓子の方が定価より安いというわけではない

・オフィス内に置き菓子用のスペースが必要になる

・オフィスのすぐ近くにコンビニがあるのに、わざわざ契約しなくても

・休憩中ではなく、残業中の軽食として消費される

という思いから、それを利用するのはあまり良い事だと思っていませんでした。

便利だと思う以上に「会社が残業しやすい環境を整えている」と思うからです。

事故発生

そんなある時、置き菓子の会社から

「減っているお菓子の数と集金した金額が合わない」

というクレームが来ました。

「レジで会計するわけでもないので、金額が正確に一致しないなんて、時にはそんな事もあるか」と思いましたが、

その時は金額が大幅に合わない事が2ヶ月続いたので、「あきらかに盗難だ」と騒ぎになりました。

金額が一致しない原因は以下のように色々考えられると思います。

・社員がお金を払わずにお菓子だけ持っていった

・社員が集金箱からお金を盗んだ

・集金した業者の人がお金を盗んだ

この件で置き菓子の会社とも、社員同士でも疑心暗鬼になったため、それらをすべて解決する唯一の方法は「置き菓子をやめる」事しかなかったと思います。

会社のすぐ近くにコンビニもあるので、置き菓子をやめても何の問題もありませんでした。

置き菓子継続!

しかし会社が下した判断は、置き菓子の会社との契約を終了し、自分達で置き菓子を運営するという事でした。

自分達でお菓子やカップ麺を箱買いしておき、それをオフィス内に並べておいて、集金箱を設置しました。

もしお金がなくなった原因が前述の

・社員がお金を払わずにお菓子だけ持っていった

・社員が集金箱からお金を盗んだ

だったとしたら、何の反省もしていないという事になります。

そしてその置き菓子を運営するのは社員自身になるので、つまりそこには人件費が発生するはずですが、担当者に別途手当や残業代が増えるわけでもありませんでした、つまりタダ働きです。

しかも商品ラインナップにカップ麺が増えたので、残業のしやすさが向上したという意味でさらにタチが悪いです、夕食夜食として消費されるに決まっています。

根本的な解決をせずに、残業しやすい環境を継続しようとするのはさすがにどうかと思いました。

残業のしやすさが整っている職場は要注意

・基本給に見込み残業が含まれている

・オフィスにカップ麺などが常備されている

・定時が遅く設定されている(10時出社19時退社など)

など、夜遅くまで作業しやすい環境の職場は、仕事を残業ありきで考えているので要注意です。

残業とは会社の利益を食いつぶす行為です、それは昇給や賞与の査定にも響いてきます。

また毎日帰るのが遅いと、

・プライベートな時間がない

・家族の関係が悪化する

・食事が遅い、寝るのが遅いので健康に悪い

・土日を寝て過ごす(寝溜め)

などに繋がり、何も良いことはありません。

残業はあくまで緊急手段という考えを持ち、残業が当たり前でない職場環境を選ぶようにしましょう。

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  • 賽銭箱ではなく集金箱なのでは…?
    お賽銭を入れるのでしたら神社やお寺だと思いますよ。

    by 薄氷渡 2019年11月1日 8:56 AM

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