3連休の中日に誰かいる
9/15夜、世間的には3連休の中日に映画を観るために前の会社の入っているビルの近くに行ったので、
ちょっと前の会社のビルを見てみたら21時にもかかわらず灯りがついていました。
仕事をしているのか勉強しているのか分からない、
タイムカードを正しく付けているかどうかも分からない、
タダ働きで利益率を上げる事、勉強している感じを出す事が正義だと信じている宗教信者が、
勝手にオフィスの鍵を開けて作業をしているのでしょう。
しかしそんな日時に作業したところで、
社長も人事評価する人もその姿を見てくれている訳ではないし、
誰でもいつでも会社の鍵を開ける事が出来るというのはセキュリティが甘いという事だし、
休日出勤時の責任者なんていないから何かあっても対応出来ないし、
平日以外にも光熱費が発生しているので、
会社にとってそれはデメリットでもあるわけです。
上場を目指す企業ならなおさらで、そのあたりの監査がしっかり働いていないといけませんが、監査役は毎日誰よりも早く帰る人だから、サービス残業などを取り締まる監査としては全然機能していません。
「ビジネスとはヒト・モノ・カネを動かす事だ」という言葉があります。
しかしその実態は新卒の頃から言葉巧みに「会社のために自分を犠牲にする精神が美しい」と、社会人とはそういうものだと心に刷り込んで、
そして無駄に人数の多い取締役達は毎日基本定時で帰るわけです。
洗脳されているという自覚がない
おかしい会社だと思ったらすぐに辞めるべきですが、1番厄介なのは洗脳されている方は洗脳されているという自覚がない事です。
洗脳が深いほど「それはおかしい」という指摘に対して拒絶反応を取ります、だから救いようがないのです。
私は中途採用だったから物事を客観的に見る事が出来ましたが、新卒から入った人は深い洗脳に誘導されやすいです。
なので洗脳されないようにするというのはなかなか困難な事なのです。
洗脳を解くためには
洗脳を解くためには、いろんな会社の働き方と自分の会社の働き方を見比べてみる事です。
そうするとあきらかにおかしい事がいくつもあるという事に気づきます。
そのメリット・デメリットを天秤にかけて、「普通に働きたい」と思うならすぐに転職を考えるべきです。
こういうのは手遅れにならないうちに行動する事が重要です。
私は今トラブル対応や仕事が重なった時以外はだいたい毎日定時で帰れる幸せな日々を過ごす事が出来ています。
プライベートを充実させるにはまず職場環境が良いところを根気よく探すことから始めましょう。