転職し過ぎる事のデメリット
私は今で5社目です、つまり4回の転職をした事になります。私の転職回数は多い方だと思います。
自分自身のステップアップのため、給料アップのために、「今の会社でコツコツ頑張るよりも転職する」という手段はとても有効に働きます。
しかし転職をし過ぎるとある代償を払う事になります。それは周りから
「採用してもどうせ辞めるんだろうな」
と思われやすくなる事です。
採用にはお金がかかる
採用する側の立場としては、ずっと自分の会社で働いてもらえる人材を探していますし、そのために採用にお金をかけます。
@typeやリクナビなどの有名どころの転職サイトでは求人を1ヶ月掲載するだけで100万円くらいかかるそうです。ですから
「採用してもしばらくしたらどうせ辞めるんだろうな」
という人は除外したいと思ってしまいます。
それを踏まえると転職は人生で2度くらいまでにしておくのがベストだと私は考えます。
転職するしかなければ転職しましょう
だからといって何度も転職するなというわけではありません。
自分の力で今の環境をこれ以上改善出来ないと思ったら迷わず転職すべきです。
私だって転職したくて転職活動をしていたわけではありません、どうしようもないからやらざるをえなかったのです。私の場合は
1度目はこれ以上何年ここにいても成長できないし、給料も上がらないと判断したからだし、
2度目はリーマンショックの影響で仕事がなくなったから、もっと仕事が出来るところを探した結果だし、
3度目は給料低過ぎて生活できなかったからだし、
4度目はもともとあった会社の制度が魅力的だったのに、会社の組織変更によってそれがなくなってしまったからでした。
例えば今自分が働いている会社が経営破綻しそうになったらどうしますか?
会社を潰さないようにタダ働きで支えますか?
それとも自分の生活が大事だから転職しますか?
どうしようもないと思ったら転職するしかありません。
ネガティブに考え過ぎない事
「何度も転職してるから次はもうダメかもしれない」と、あまりネガティブになり過ぎてしまうのはよくありません。
確かに自分より若くて才能のある子や、転職活動が少なめの子の方が多少有利にはなります。
しかしそれをあまり重く受け止めるのではなく、
「何度も転職しているとちょっと印象が悪いかもしれないな」
「面接でなぜ何度も転職しているのか質問されるかもしれないな」
程度の事を心の片隅に置いておくくらいにして、あとはいつも通り「今度こそ最後の転職だ」の心構えで活動するようにしましょう。
それに書類審査が通ればこの問題はクリアしたも同然です、面接までたどり着いたらあとはありのままの自分をぶつけ、採用を勝ち取りましょう。