見込み残業手当
私は今まで何社か経験してきましたが、
見込み残業手当があったのは2社で、
現職では10時間分
前職では30時間分
ありました。
以前のブログで「見込み残業を含む場合は本当の基本給は違う事を認識する事」と語りました。
軽くおさらいすると、
今表記されている基本給は見込み残業時間 × 残業係数を含んだものだから、
残業を含まない基本給を算出する事で本当の基本給が分かる。
残業代や賞与は本当の基本給をベースに計算される。
という事でしたね。
給与明細をちゃんと読みましょう
前職の給与明細を見ると、
残業時間が、持ち時間を超えるまでは残業手当は0円で、
超過したら超過した分だけが記載されていました。
例えばこういう事です。
残業時間:0H
残業手当:0円
残業時間:35H
残業手当:◯◯◯◯円
さて、私の現職の給与明細をあらためてちゃんと見直してみると、
残業が0時間でも、
残業時間:0H
残業手当:◯◯◯◯円
と記載されていました。
残業してなくても見込み残業分は支給しています、という事が明確に分かります。
この場合は今記載されている基本給が本当の基本給です、計算し直す必要はありません。
どちらの方が分かりやすいでしょうか?
明らかに後者の方が分かりやすく、後々給与を巡ったトラブルにならないと思います。
どんな事でも分かりやすい事、伝わりやすい事というのが大事です。
給与明細を見て、よく分からないところがあればちゃんと上司に質問して、
納得したうえで勤務するようにしましょう。