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ブラック企業リストに載っていない中小企業のブラックの方がヤバイ 〜ブラック企業を見極める7つのポイント教えます〜

ブラック企業リストに載っていない中小企業のブラックの方がヤバイ 〜ブラック企業を見極める7つのポイント教えます〜
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ブラック企業リスト

厚生労働省が実名公表したブラック企業をまとめたサイトとかあるんですね、なるほどこれは便利です。

https://black-company.me/categories/都道府県別のブラック企業/

これからもたくさん実名公表して欲しいです。

 

でも見たところ、掲載されているのはブラック企業大賞を受賞したりした、一定以上の規模の会社ばかりのように感じます。

日本を支えている多くは中小企業で、そしてその中小企業は大企業に潰されないようにと少ない人数で頑張ります。

大企業を少ない人数で出し抜くにはやっぱり無理する場面も出てきて、それが残業賃金未払いという負荷になるわけです。

大企業にもそういう部分がありますが、中小企業よりは福利厚生がしっかりしていたり、退職金制度があったりする分マシじゃないかと思います。

よって見えない部分が多い中小企業のブラックの方がブラック率がヤバイと思います。

なので、ブラック企業一覧に掲載されていないからといって安心するのではなく、会社規模が中小の場合はまだブラックだと見つかっていないだけと考えるべきです。

私の見極めポイント7つ

私は長い年月がかかりましたが、ようやっとホワイト企業にたどり着きました。

すでにいろんな人が「ブラック企業の見極め方」を発表していますが、

私は私の転職サイトでの見るべきポイントを公表していこうと思います。

1. 勤務地がアバウトなのは危険

「東京23区内」とか「関東圏内」など、範囲で記載されている場合は客先に飛ばされる可能性が高いです。

客先勤務だと基本的にそのお客様の就業規則に従って働かなければなりません、終業時刻もお客様によってバラバラで安定しません。

自社オフィス内勤務である事や転勤などが発生しない事をちゃんと確認しましょう。

しかし私の前の会社のように、最初は自社勤務だけど後で客先に飛ばすパターンもあり、それは転職サイトの掲載情報だけでウソを見抜くのは難しいです。

客先に出される可能性がどれくらいあるのかは1次面接の時に忘れず確認しましょう。

2. 見込み残業時間に注意

多くの会社で基本給に数十時間の見込み残業が含まれているのは、今の時代の流れでは仕方ないのかもしれません。

しかし見込み残業時間があると、その持ち時間を超過しないギリギリの時間まで働いて欲しいというのが会社の本音です。

例えば毎月の見込み残業が30時間含まれる場合は、

通常8時間 × 平日20日 + 見込み残業30時間 = 190時間働いて欲しい、

だけど190時間を超えると残業代が発生するからそれ以上は働かないでね、

と、会社はそのように仕向けてきます。

残業が月30時間以上だとそこそこの負荷ですし、

定時が10時~19時勤務で見込み残業40時間の会社だとほぼ毎日21時退社になるので、自宅に帰った頃には22時を過ぎています、それでは平日のプライベートな時間はありません。

なので、見込み残業時間がなるべく少ない会社を選ぶべきです。

見込み残業が30時間以上の会社は避けるようにしましょう。

3. 賞与が出るかどうかより、いくら出せるかが大事

賞与が出るという制度自体はそれほど魅力的ではありません。

年俸制などで夏冬の賞与が出なくても、たくさんの月給が出ていればいいだけです。

社員に還元できる利益が残っているから賞与が出るわけで、会社が儲かっていなければ賞与は出ません。

一般的に4~9月の業績と成績の結果が冬の賞与に、10月~3月の業績と成績が夏の賞与に反映され、決算期に会社の儲けが良ければ出る事があるのが決算賞与です。

賞与は制度があっても、会社の業績と自分の成績次第によっては出ないものと考えてください、「必ずボーナスが出る」と思っていると痛い目に合います。

会社によっては「最近の賞与はこれくらい出しました」という実績を出しているので、その金額を見るようにしましょう。

最近の賞与の金額がたくさん出ていれば、利益が出ていて当面賞与がもらえそうな会社だと判断が付きます。

4. 年収幅は上限より下限の方を見ましょう

私の前の会社を例に出すと、某転職サイトの求人要項に想定年収250~600万円と掲載していました。

この会社は年俸制だったので月給は年収を12で割ります、そうすると

「頑張れば月50万円も稼げるじゃん」

と思わせる事が出来ます。

しかし実際は年俸250万円(月給20万円ちょっと)で雇いたいのが本音です。

なので、想定年収を見る場合は上限の誘惑に釣られずに、下限の方を確認しましょう。

5. いろんな手当が出る事自体は魅力ではない

役職手当や住宅手当など、基本給とは別の◯◯手当というものがありますが、それは今後一生上がる事のない固定給になります。

残業代や賞与は一般的に基本給に対する掛け算で計算されるので、これらの手当はその計算に含まれません

なので基本給+手当で月給を見ていると、残業代と賞与をもらう時に少なく感じてしまいます。

別の手当になるくらいなら、基本給が上がりやすいところを目指すべきです。

6. 事業内容に特徴があるところを選びましょう

他社にはない魅力的な特徴がある事業をやっている会社を選びましょう。

特定のジャンルでは日本一くらいがベストです。

しかしすでに他の会社がやっているような事業内容であれば、ライバルが多いという事であり、ライバルに勝つためには金額を下げるなどの値下げ合戦になって、その身を削るやり方は利益が下がってしまいます。

利益を上げようとするためにこっそりやってしまうのがサービス残業なので、そうならないためには利益率のいい仕事を見つけ出す事です。

7. 精神論を唱えているのはブラックの始まり

これはみんな言ってますが、本当にその通りですね。

ブラック企業とは、なんだかんだで言いくるめて少しでもタダ働きに持っていこうとする会社の事だと私は考えています。

だからモチベーションだけ上げておけば給料は上げなくても大丈夫だろうと考える会社がいるのです。よくありがちな

「失敗を恐れず挑戦しましょう」

「チャレンジ出来る環境があります」

といううたい文句がありますが、これも立派な精神論です。会社の本音は

「まぁ頑張って挑戦してくれ」

です、

「全力でサポートします」

なんて言ってくれません。

精神論なんて形ないものより、成績に見合った対価が支払われる環境を選びましょう。

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