「いいね」されました
最近は転職サイトにもSNSのブームに乗って、「いいね」の機能が出来ました。
企業があなたのWeb履歴書を見て「いいね」をしました。
その企業の求人内容を見て、もし良ければ応募してみてはいかがですか?
という機能です。
ただ私はこう思うんです。
本当に「いいね」と思ったのなら、そっちからスカウトしてこいよ、と。
これは求人を募集する企業側からすれば、ただのブックマークの機能です。
正式にスカウトを出す前に、一旦保留にしておくだけの機能です。問題はそれが求職者に
「企業があなたに興味を持っているけど、スカウトを出すほどではない」
「あなたに興味はあるけど、あくまであなたから応募してください」
と見えてしまっている事です、上から目線ですよね。
これはさながら
「私は結婚したいんだけど、プロポーズは彼からしてもらうのを待ってる」
というのと同じです。
求職者をランク分け
転職サイトによっては
スカウト
とは別で
オファー
という機能があったりするのに、さらに
「いいねされました」
という別の機能まで追加されました、分かりづらいですよね。
つまり企業の求職者に対する本気度によって、
スカウト > オファー > いいね
とランク分けされているわけです。
失礼じゃないですか?
そうであれば、求職者はもうスカウトしか読まなくていいです。
スカウトは「あなたが欲しい」というメッセージですが、それ以外についてはそれ以下の感情しかないのですから。
立場は対等である事
会社を育てるのは人です。
会社が人を育てるのではありません。
ですから
「あなたから私達の求人に応募してきなさい」
という高圧的な要求に応える必要はありません。
企業と求職者が対等に良い関係になるような転職が望ましいです。