GOTOトラベル
このブログのテーマとはまったく関係ないですが、GO TO トラベルを利用して初めて石垣島に行ってきたので、それについて書いていきます。
今の会社でリストラ候補なのに超忙しいという矛盾な環境でストレスが貯まっていたのですが、
会社の同僚からすでにGO TO トラベルを利用してお得に旅行している事を聞き、
満点の星空に癒されようと石垣島旅行を計画しました。
現在有給を取る隙間もないほど忙しいため、土曜日に行って日曜日に帰るという超弾丸旅行です。
飛行機に乗る事自体が20年ぶりくらいです。
結果として旅費は7万円程度に抑える事が出来ました。
旅費を安くするポイントと、逆にその代償について書いていきます。
旅費を安くするために
まずGOTOトラベルよりも格安航空会社(LCC)を利用した事の方が大きいです。
GOTOトラベルで得したのは1泊あたり数千円程度ですが、LCCを使った事で往復の旅費が4万円くらい得をしました。
JALやANAを使うと片道3万円程度なのに対して、LCCをうまく使えば1万円程度で済みました。
直行便だからという事も理由にあるでしょう、那覇空港を経由しての乗り換えはどうしても2回分の搭乗券が必要になるからです。
LCCをうまく使えば旅費をぐっと抑える事が出来ます。
いわゆる旅行サイトでGOTOトラベル対象旅行を検索していると、宿泊施設+航空券のセット販売をよく見かけますが、
リゾートホテル+JALまたはANA
の組み合わせばかりが検索にヒットします。
セット販売でわずかな得をするよりも、面倒ですが安い宿と安い航空会社をそれぞれ選んだ方が特になります。
旅の目的によってはリゾートホテルでなくてもいいのですから、まずは宿から決めてみるのも手段だと思います。
私は今回星空を満喫するために、人工の明かりが多いリゾートホテルなどが密集している市街地以外の宿を探す事から始めました。
石垣島北部で1万円程度で泊まれるホテルに決めてから、次に航空会社を選びました。
今回はpeachという航空会社を始めて利用しました。
この予約時点での旅費は4.5万円程度でした。
その他に、
・空港に行くまでの電車賃
・現地での交通手段でタクシー利用
・飲食やお土産の購入
などで合計7万円程度で旅が出来ました。
格安航空会社の存在はやはり大きいです。
旅費を安く抑えた代償
初めてのpeach
まず今回利用した航空会社peachを使った石垣島への直行便ですが、羽田空港からは出ておらず、成田空港まで行く必要がありました。
朝8時のフライトに乗るためには7時半までに搭乗手続きを済ませなければいけないため、7時には成田空港に到着しておきたい、つまり自宅は早朝に出発する必要がありました。
そして肝心の飛行機ですが、これが本当に狭いのです。
例えばいわゆるJALやANAのジャンボジェット機は
横に通路を2つ挟んで10席程度あります。
それに対してpeachは通路を中央に挟んで6席しかありません。
しかも横幅だけでなく、前のスペースも狭いのです。
これは完全に密集・密閉・密接の3密状態です。
このすしづめ状態のまま3時間ほどのフライトに耐えなければならないのです。
ですからもう飲食もせずにマスクをして到着まで寝るしかありません。
石垣島北部
土日はほとんどバスが走っていませんので、主な交通手段はタクシーかレンタカーになります。
また今回は市街地から離れた宿泊施設で泊まりましたが、周りにはほとんど飲食店やスーパーはありません。
ランチ営業している店も、売り切れたら営業時間を切り上げてしまうので注意が必要でした。
ホテルのオーナーさん曰く、北部で何泊かしようと思ったら空港で食材を買い込んでくる必要があるとの事でした。
今はコロナ渦ですから、あまり人が密集する居酒屋のような店に行くのは控えた方がいいのでしょうが、やはり観光業へのダメージは大きく、今年何店舗かは倒産したという事でした。
ですから余計に飲食出来る場所が減っているのです。
地域共通クーポン
GOTOトラベル対象の旅の場合、専用サイトから旅行の予約情報を認証する事で旅先で使えるクーポンが発行されるのですが、私は情報を入力してもクーポンが発行されずエラーになりました。
そもそも当日の15時にならないとクーポンが発行できないという事が使い勝手が悪く、
前日までにクーポンが正しく手に入るのかを知る術がない事がシステムとして非常に不満が残りました。
旅を少しでも快適にするために
格安航空
やはりメリットもデメリットも大きいのはLCCでしょうか。
旅費を安く抑えるためには最適ですが、とにかく狭くて3席の真ん中にあたるB席とE席は本当に狭いです。
ゆったり座れるのは前に座席のない最前列の6席のみとなります。
Peachにはオプション料金で座席指定をする事が出来るので、積極的に狙っていきましょう。
航空券を購入した後でも、フライトの3時間前までオプションを購入する事が出来ます。
インターネットで予約する場合は1,390円で最前列の座席を指定する事が出来ます。
JALやANAを使うより2万円くらい得しているのですから、1,390円くらいケチらないで狙っていきましょう。
またコロナ渦の中で、機内が完全な3密状態になっている事も不安材料になっているでしょう。
しかしそんな事は航空会社も分かっています。
発熱がある人や体調が悪い人は搭乗を拒否されますし、
トイレは客に利用されるたびに添乗員さんが毎回消毒を行なっていました。
航空会社も今やれる最大の感染症対策をしているので、そこは信じて利用しましょう。
宿泊先
必ずしもリゾートホテルを選ばなくても良いでしょう。
石垣島にはリゾートホテル以外にも、素泊まり専用の宿や風呂トイレ共同のカプセルホテルなどもあり、宿泊費を安く抑える事が出来ます。
泳ぎたい・美味しいものを食べたい・星空を見たい、などの旅の目的に応じて安い宿泊先を先に決めてしまうのも手段だと思います。
今回の旅について
満点の星空に癒されるつもりでしたが、残念ながら曇っていて、天の川を見る事は出来ませんでした。
スマートフォンに装着するアタッチメントやアプリだけでは星もちゃんと撮影する事が出来ませんでした、やはりちゃんとした装備を整える必要があるそうです。
それでも透き通る海を見て癒される事が出来ました。
今はオフシーズンで観光客が少ないので狙い目でもありました、誰もいないビーチを独り占めです。
朝は太平洋からの日の出を見る事が出来ました。(雲のせいで水平線からの御来光とはなりませんでしたが)
ヴィラタイプのホテルで1室を独り占め出来たのは解放感がありました。
ホテルのオーナーさんには最後に空港まで車で送っていただくなど親切にしていただきました。
帰りの飛行機の添乗員さんは全員可愛かったです。
感染症対策に十分に気をつけながら、なるべく人混みを避けて旅行をしてみるのもいい事だと思いました。
ちなみに天の川を見るベストシーズンは7月〜10月上旬なのだそうです。
今の私の会社は秋が繁忙期でとても忙しいので、今の会社にいたら秋に石垣島に行く事は出来ませんね。