障害発生!
本日2019/7/4未明にFacebookと傘下のInstagramで世界規模の障害が発生して現在も復旧中だそうです。
写真をアップ出来ないなどのメイン機能が動かないらしいです。
(私はFacebookもInstagramも辞めたので分からないですが)
Facebookアプリを運営している会社は影響大丈夫でしょうか?
転職活動で手を出さなかった
私は前回の転職活動の時に、複数の転職エージェントを使いましたが、何社かに
「婚活のFacebookアプリを運営している会社はいかがですか?」
と勧められました。
しかしそれはすぐに断りました、理由は簡単です。
「それってFacebookが障害起きたらどうなるんですか?」
「Facebookがサービス辞めたら、Facebookアプリしかやってないその会社は潰れるんですか?」
これは私が前の会社を辞める1つのきっかけにも関係しています。
ちょうどIBMのwatsonやMicrosoftのAzureなどのAIのサービスが出てきた頃に
「これからうちの会社はAIとロボットなどのデバイスを繋げたサービスを提供していこう」
という方針になりました。
私はその時、
「AIがバグったらどうなるの?」
「AIが判断を間違ったら、責任はどこの誰が持つの?」
と疑問に思ったものです。
誰が責任を取るのか?責任を取れるのか?
1つずつ整理をしていきましょう。
例えば他社のAIなどのサービスと、他社のデバイスを繋ぐサービスを、
それを使いたいクライアント企業用にカスタマイズして納品したとしましょう。
そのクライアントは自社のサービスだと言って、たくさんのユーザーに使ってもらうわけです。
しかしAI側のサービスの不具合や判断ミスで、ユーザーに不利益を発生させてしまった場合、その責任は誰がどう取るのでしょうか?
ユーザーはそのサービスが本当は他社のサービスをラッピングして作られている事を知りません。
またユーザーに不利益が発生したからといって、AIの会社に
「直せ」
「損害賠償だ」
と申し立てても、そうなる保証はどこにもありません。
だから『「他社のサービス」を使ったサービス』は運営していくうえでリスクが大きいので手を出したくなかったのです。
『「他社の製品」を使ったサービス』というのは仕方ないと思います。
それこそ、スマホアプリはスマートフォンというデバイスがないと出来ないですし、
インターネットサービスなどはパソコンやインターネット回線があるから出来るのです。
もしデバイスに不具合があれば、そのメーカーに持ち込んでデバイスを修理すればいいのです。
責任の取れる仕事をしましょう
仕事というものには責任が発生します。
しかし『「他社のサービス」を使ったサービス』は、もし不測の事態が発生した時に、自分で責任が取れないのです。
自分で責任の取れない仕事はやってはいけません、社会人としての常識です。
それらのリスクも踏まえたうえで仕事を選ばなければなりません。
余談:
そういえば昔Facebookからユーザー情報が大量流出した事件がありましたよね。
そのもっと前からFacebookにログインすると
「セキュリティを強化するために電話番号を登録してください」
とメッセージが表示されました。私は
「嫌だよ。個人情報が流出しない保証がどこにあるんだよ」
と思って、電話番号は登録しないでいました。
そしたらユーザー情報流出事件が発生しましたが、私は電話番号など登録していなかったので受けたダメージはゼロでした。
ネットで個人情報を取り扱う場合にはサービスの内容によって細心の注意を払わなければなりません。