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社名に「エンジニアリング」が含まれている会社からのスカウトは読まずに無視

社名に「エンジニアリング」が含まれている会社からのスカウトは読まずに無視
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社名ですぐ分かる

社名に「エンジニアリング」が含まれているだけでその会社が「派遣業」だという事がすぐに分かります。

さらに社名に富士通だろうが日立だろうが有名な社名が含まれていたところで、親会社が何であれ会社がやっている業態は同じです。

派遣業は人の技術を時間単位で売る仕事であり、その人件費の差額で儲ける仕事です。

例えば1ヶ月100万円の仕事を、保険料等も含めた月給50万円の社員を派遣させれば、会社は50万円の利益になります。

こういった業態は人を利用する仕事の最たるものであり、利用される側には何の権利もありません。

よくある謳い文句

よく

「充実した案件の中からあなたにあったものを選ぶ事が出来ます。」

といった謳い文句で求人を集めていますが、それもそんなはずはありません。

会社は確かにたくさんのいろんな案件を集めてくるでしょう。

しかし案件と社員の技術がマッチしているかは二の次で、とにかく派遣させることが第一優先なのです。

それは実際に現場に出ていない、会社に残っている「待機組」にも給料が発生しているので、人を派遣して差額で儲けるこの業態にとって待機組の存在は損失でしかないのです。

よって派遣業は「待機組」をなるべく無くそうと努力するものですから、社員の

「こんな仕事がしたい」

「こんな案件に携わりたい」

なんて希望を聞いている訳にはいかないのです。

「今はこの案件しかないから、ここに行ってくれ」

それが現実です。

会社に仕事があるかどうかも営業の努力次第で変わってきますから、自分の望まない仕事もやらなければいけないことが多分にあります。

「豊富な案件があります」も注意

社名にエンジニアリングが付いていなくても、何をやっているのか抽象的な説明のみで、

「技術者の皆さん、我が社には豊富な案件があります」

と言っている会社は、派遣か受託かの違いだけであって、結局人を利用して儲けようとしている事に変わりません。

今ある仕事に今いる人材を当てる、会社がやっている事は結局それだけなのです。

ですからそういった説明の求人も見る価値はありません。

求人で見るべき大事なポイント

・何をやっている会社なのか

 ・他の会社にはない独自性や優位性があるか

  ・その中でどんな役割の仕事があるか

   ・自分に合った役割の仕事があるか

の順です。

利用されるだけでなく、会社と対等な立場で会話できるようになれば、

「私にはこれだけの能力があるから、これだけの仕事ができます。だからこれくらい給料をください」

と自分を売り込み、給料の交渉が出来るようになります。

利用されるだけの存在にならないために、選ぶべき会社を見誤ってはいけません。

しかし転職サイトから大量のスカウトメールが来て、そのすべてに目を通す事も大変でしょう。

まずは社名に「エンジニアリング」が含まれていたら、開封もせずに削除する事から始めてみませんか。

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