数年前に、前の会社で正社員から1人死人が出ました。
私とはあまり面識のない社員だったのですっかり忘れていましたが、やっぱり忘れてはいけない事だと思うので書き記しておきます。
経緯
基本的にずっとお客様先に派遣されっぱなしの社員でした。
私とは所属の部署も違うし、ほとんど面識もなかったので、仕事がどれくらい忙しかったのか、何か病気を持っていたのかは分かりません。
聞いた話によると、客先に無断欠勤が3日くらい続いて、連絡も取れなかったので、
1人暮らしのアパートに入ってみたら死んでいたとの事です。
会社としては毎年健康診断を受診させるなど、対応に落ち度はなかった事をご家族に説明して、結果会社としてのペナルティは特になしで終わりました。
2人目!?
しかしその後、過労・心労で倒れて、長期休暇を取った後に会社を辞めた社員が出ました。
その人はとても真面目で、思いやりがあって自己犠牲の精神が強く、だからこそ壊れてしまったんだと思います。
いくら会社として落ち度がなかった事が証明されても、そういう事が続けばそういう事だと思われても仕方のない事だし、
次に死人が出たらあらぬ噂が広まって、どんな言い訳も通用しない状況になるだろうと思いました。
時期としては電通社員の過労自殺のニュースが世間を賑わしていた頃なので、なおさらです。
自分を大切にしましょう
ブラック企業にありがちな、精神論で社員を動かそうとする会社ではこうなる傾向があります。
会社のため、社員のために自己犠牲の精神を持つのは素晴らしい事ですが、もしかしたらそうなるように会社に誘導されていませんか?
すべては自分という資本があるから出来る事です、まずは自分を大事にしましょう。
