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崩壊したクリスタルグループの末端社員が見た5つの光景

崩壊したクリスタルグループの末端社員が見た5つの光景

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クリスタルグループといえば

私は転職を繰り返して今で5社目ですが、はじめて就職したのはクリスタルグループの子会社でした。

クリスタルグループといえば、昔は大手の人材派遣会社で、世間的には違法な派遣をしていたとか、グッドウィルに買収されたとか、そんなイメージが定着しているかと思いますが、調べたところ今でもテクノプロというグループに名前を変えて存続しているようです。

私が入社した当時のクリスタルグループは、グループを拡大させようと、どんどん分社化をしているような状態で、

私が入社した会社は末端まで分社化されたような状態でしたが、覚えているだけでも東京・神奈川・埼玉・大阪の事業所は持っていたので、この会社だけでもそこそこの従業員数がいたという事になります。

私はその会社に5年ほど在籍しましたが、その期間に見た光景を思い出せる限り語っていこうと思います。

1.さすが大企業

後で語りますが、非常に異動や転勤が多いです。

それにともなって引っ越し単身赴任の家賃などが発生しますが、上限はあれど、ある程度は会社が負担してくれました。

私が上京する時の引っ越し費用も負担してくれましたし、

入居先も決めてくれていて、敷金・礼金の負担は会社持ち、毎月の家賃は3割くらいを会社が負担してくれていました。

自分で住む家を決められないというデメリットはあります。

入社した後のマナー&プログラミング研修はなぜか合宿形式で、1週間くらい泊まりでしたが、もちろん全額会社負担です。

同じグループ会社の新人数百人で同じ研修を受けるというのは巨大グループだからこそ成せる技です。

どうしてここまで手厚い待遇だったのかは、今考えればそれだけ人を集めたかったという事なのでしょう。

2.とにかく異動が多い

異動も多いし、社長交代もありました。

妻子持ちだとか、実家があるとか関係ありません。

東京の所長を本社に異動させて、大阪の所長を東京に異動させたりとか、

社長を降格させて、同じグループの別会社の社長を異動させてきて社長にするとか、とにかく多かったです。

社長が交代する時は

「社長が投資に失敗して大きな損失を作った」

という黒いウワサが流れましたが、それが本当だったかどうかは分かりません。

私は親から「転勤が多いのは出世コースだ」と教えられましたが、果たしてこのケースはそれに該当するのかは疑問でした。

3.転勤を拒否すればクビ

転勤が多いのは一般社員も同じです。

求人要項に「勤務地の希望を聞きます」と書いてあっても、そんなのは関係ありません。

派遣業というのは人材を派遣して、そのマージン差額で儲ける仕事です。

だから仕事先がなくて、社員が営業所で待機しているという状況をなるべく少なくする事が大事になってきます。

・東京で仕事を受注出来たけど、東京には待機社員がいない、大阪には待機社員がいる、だから大阪から転勤させよう

・横須賀で大型の仕事を受注出来たけど、全然人が足りない、すべての営業所の待機組を転勤させてこよう

そんな流れに巻き込まれて、私も横須賀に転勤させられました。

この時、私の同期で実家から通勤していた社員が転勤を拒否したのですが、即日解雇となってしまいました。

そういうところは容赦なかったです。

 

4.合併

私が入社した当時は残業すればするほどお客様にお金を請求出来て儲かった時代だったのですが、

そこから世間がだんだんと残業が多いのは利益が悪いという考えにシフトしていき、派遣業はだんだんと値切られるようになっていきます、それによって業績も落ち込みを見せ始めました。

そこで、ここまで分社化していた複数社を今度は合併させる動きがグループ内でいくつか起きました。

私の所属していた会社も、派遣先で出会った同じグループ社員の会社も合併して違う会社になりました。

今考えればそれはコスト圧縮の為だったんだろうと思います。

その理由の一端が見てとれたのは、合併した後も会社単位のオフィスを持たなかった事でした。

今までは営業所単位で小さなオフィスを持っていましたが、その方針をやめたのです。

会社としてオフィスを借りるのではなく、グループとして大きなオフィスを1フロア借りて、その中に各会社のデスクが島のような状態になっていました。

普通の会社であれば部署毎に島になっている状態ですが、それがグループと会社単位になっていた感じでした。

5.クーデター

20歳で入社して初任給17.5万円でスタートした私は、毎年の昇給が2千円程度だったので、

「月給30万円になるのは何十年後だ!?」

と、このままではいけないと思い、転職活動を行いました。

まだ年齢が若かった事もあって、未経験でも歓迎してくれる転職先を見つけました、ついに横須賀を脱出です。

そして完全な偶然ですが、時を同じくして会社内でクーデターが起きました。

当時の東京の所長が、

「この会社を辞めて、新しく会社を始めるから、俺と一緒に付いてきてくれないか」

と、複数の社員に声をかけたのです。

私にも声がかかりましたが、転職先が決まった直後だったのでお断りました。

もし転職先が決まっていなければ付いていったでしょうね。

退職する時、会社から

「今、社内で引き抜きの動きがあるけど、それとは関係ないんだよね?」

と確認されました。

どうやら、引き抜きはかなりの人数で実行されたようでした。

私が退職した後

私が退職してから、結構すぐのタイミングで、クリスタルグループグッドウィル・グループに買収されました。

グラドルの森下悠里がアルバイトを募集するCMが流れていましたね。

しかし今度はグッドウィルが違法な派遣契約だとかで世間で大問題になり、事実上の廃業となりました。

そして事業の譲渡や、分社化、合併、社名変更を繰り返し、今のテクノプロ・ホールディングスになったようです。

それを考えると、私が転職したタイミングは偶然ですがまさに絶妙だったと言えるでしょう。

ですが、私が転職した2番目の会社もその後リーマンショックのあおりを受けて業績が悪化しました、それはここまでに書いたブログの通りです。

リーマンショックで世界全体が大不況に陥ったこの時、グッドウィルはどうだったんでしょうね?

どうして入社したのか

どうしてそんな派遣の会社に入社したのかは、私自身が

・優良企業に入れる実力がなかった

・会社を見る目がなかった

という事に他なりません。

だから、私の経験を生かし、

弟が派遣会社に入社するのを阻止し、優良企業に就職させる事に成功しました。

求人要項だけでは、実際に入社してみなくては分からない事はたくさんあります、それはまさに運だとしか言いようがありません。

それでもこの私の経験が誰かの為になればと願ってやみません。

 

余談

この会社にいる間にグループはCMを作りました。

出演者は吉本新喜劇の皆さんで、池乃めだかさん達が映っています。

しかし

「クリクリクリクリクリスタル~」

と歌って踊るだけの内容なので、何を伝えたいのか分からないシュールな絵でした。

よくこれを全国放送で流したもんです。

 

余談2

完全週休2日制ではなく、週休2日制だったので、

月に1回、土曜日に大きな会議室を借りて全社集会がありました。

年間休日が112日とかしかなかったので、あれは苦痛でしたね。

つまり今考えれば月給17.5万円を時給計算にすると、

17.5万円 / 20日 / 8時間 = 約1100円ではなく、

17.5万円 / 21日 / 8時間 = 約1000円になるわけですね。

 

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