利用してきた転職サービス
私は今で5社目ですから、4回の転職活動をしたわけですが、その度に複数の転職サービスや転職エージェントを同時に利用してきました。
type、DODA、マイナビ、リクナビ、en Japan、GREEN、ビズリーチ、パソナ、etc…
他にもそんなに有名ではない転職サービスも利用し、本当にたくさんのサービスを利用しました。
なるべく早く転職先を見つけたいですから、なるべく多くの求人情報に触れて、その中から良さそうなものを選んで応募します。
私に仕事を紹介したい転職エージェントからもたくさんの連絡が来ます。
就職の成約を早い者勝ちで勝ち取るのが彼らの仕事ですから、あまり相性の良くない求人を紹介されたりもします。
転職活動履歴
1回目の転職活動の時はまだ20代前半だったので、未経験でも若ければどこでも雇ってくれる状態でしたから、それほど苦労はしませんでした、
使った転職サービスは2種類くらいだったと思います。
しかし2回目の転職活動はリーマンショックの影響で失業した状態だったので、
「早く社会復帰したい」
「しかしどこも不景気で雇ってくれない」
という、とても焦っている状況だったので、この時にとにかくたくさんの転職サービスに登録しました。
この2回目の転職活動で、自分にとってどの転職サービスがあてになるのか、ならないのかという経験値がつきました。例えば
「リクナビに載っている求人は有名企業が多いが、レベルが高過ぎて自分には向かない」
「GREENに掲載されている求人は他のサービスに比べて情報が少ない」
「DODAはサイトの使い方がよく分からない」
などです。その経験から3回目、4回目の転職活動では利用するサービスをある程度絞りました。
同時にビズリーチなどの新しい転職サービスも使ってみる事にしたのです。
急にかかってきた電話
前回の転職活動中に見知らぬ電話番号から
「今転職活動中ですか?状況はいかがですか?」
という電話がかかってきました、それがアデコという派遣を扱う会社でした。
「そういえば2回目の転職活動の時に利用したんだっけ?10年前の事だから、あんまり覚えてないや」
それが最初に思った事でしたが、次に不思議な事に気が付きます。
「今利用してないのに、どうして今転職活動中だって知っているの?」
前述の通り、この時の私は使う転職サービスを絞っているので、私にコンタクトを取ってくる転職サービスは限られるはずなのです。
私の個人情報は過去の古いものを持っていたとしても、どうして今の私が転職活動をしているという状況まで把握していたのでしょうか?
考えられる可能性
いくつかの可能性が考えられます。
その時利用していたサービスが実は関係を持っている
その時利用していた転職サービスのどれかが、実は知らなかっただけでアデコとグループ企業だったとか、業務提携していたとか。
情報が売買されている
2019年、リクナビが内定辞退率のデータを企業に売っているというニュースがありました。このように求職者のデータがなんらかの形で取引き、横流しされているのではないでしょうか。
「この人に紹介出来そうな求人を持ってない」という転職サービスが、他の転職サービスに情報を渡して、見返りを得ているという事です。
インターネットが普及した時代、情報の取り扱いは本当に便利になりました、しかしそれは情報が流されやすくなったという事で、メリットだけではありません、セキュリティを含めたデメリットを多分に含んでいます。
便利になったものをたくさん利用すると、実は自分の知らないところで自身に関する何かが行われている、という可能性があるのです。